レーゼック(LASEK)

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レーゼック(LASEK)とは

レーゼック(LASEK)は、米国白内障学会で発表された屈折矯正治療法です。

レーゼック(LASEK)でもレーシック(LASIK)同様フラップを作りますが、細かな違いがあります。

レーシック(LASIK)のフラップは、厚さ160ミクロンで角膜上皮層、ボーマン膜、実質層の3層からなりますが、レーゼック(LASEK)では厚さ50ミクロンで角膜上皮層のみで出来ています。

レーシック(LASIK)という言葉は「角膜実質層で処置をする」ことを表しますが、レーゼック(LASEK)は「角膜上皮層で処置をする」ことを意味しています。

レーゼック(LASEK)では、マイクロケラトームを使わず、角膜に丸いフラップ作成専用器具をのせ深さ50ミクロンの切開痕をつけます。

その痕にそって、フラップをめくる器具で上皮層を周りから徐々にめくり、一部をつなぎ目として残してフラップを作ります。

その後の手順はレーシック(LASIK)と同様で、レーザー照射し、角膜面を十分に洗浄した後でフラップをもとに戻します。

フラップと角膜の間を再び洗浄し、治療用のコンタクトレンズをつけて終了です。入室時間は約15分、実際の治療時間は約10分です。

レーシック(LASIK)との違い

レーゼック(LASEK)は、PRKと比べると、治療後の痛みもほとんどなく、角膜の混濁も起きません。

また、フラップが薄いため、レーシック(LASIK)では治療が難しかった角膜の薄い人にも適用できます。

さらに、角膜上皮層で処置をするので、知覚変化が少ないなどのメリットがあります。

レーシック(LASIK)では、まれに、治療の後に細隙灯顕微鏡で見るとフラップの痕が見つけられることがあります。

しかし、レーゼック(LASEK)の治療の痕は全く判別できないので、パイロット等の視力が必要な特別な試験を受ける方には、非常に適した治療法といえるでしょう。

ただし、レーシック(LASIK)が治療前・治療後ともに痛みがないのに比較すると、レーゼック(LASEK)では治療の後数日間、軽い異物感を覚えます。

また、レーゼック(LASEK)治療は、フラップの作成に多少の時間がかかり、PRKと同じく矯正精度がマイナス6D程度であることから、軽い近視から最強度近視まで幅広く矯正効果があるレーシック(LASIK)治療とは異なるものであるといえます。