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2006年10月 アーカイブ

2006年10月02日

コンタクトレンズってどうなの?

コンタクトレンズの種類

コンタクトレンズはメリットも多く、顔の印象も変らないため急速に普及しました。いくつかの種類を紹介しましょう。

まずはハードレンズです。素材は硬く汚れが染み込まないポリメチルメタクリレートです。

ケアが簡単で寿命が長いという長所がありますが、長時間の使用で角膜が酸欠状態になるため、装用時間が限られていました。

そこで考案されたのが酸素透過性ハードレンズです。従来のものより手入れの手間がややかかるものの、連続装用が可能なため、現在のほとんどのハードレンズ使用者に用いられています。

一方、ハードレンズの違和感をなくしたのが、ソフトレンズです。

水を含んだ柔らかい素材で、角膜に必要な酸素を供給するため、眼にはやさしいのですが、汚れがつきやすく、ケアが面倒で寿命が短いという短所があります。

このケアの負担を不要にしたのが、使い捨てタイプのディスポーザブルレンズです。毎日使い捨てるタイプと、1週間使用後に取り替えるタイプがあり、登場以来、確実に使用者が増えています。

費用が多少高くつくものの、手入れの必要がないことが現代人の感覚に合っているのでしょう。

コンタクトレンズのリスク

多くの人の支持を受けているコンタクトレンズにはデメリットもあります。コンタクトは、角膜の上に装着するものなので、扱いには特に慎重を要します。

実際、コンタクトの使用で角膜に傷が出来、その結果さまざまな視力障害を起こすケースが起こっています。

特に酸素透過性の低いレンズで慢性的な酸素不足に陥り、内皮細胞が減少し、角膜の透明性が失われることがあります。

さらに、水泡性角膜症、角膜潰瘍、ひどい場合は失明に至ることもあるのです。また、長年のコンタクト使用での内皮細胞の減少も報告されています。

他にも結膜炎、角膜炎、角膜上皮びらんなどの多種のトラブルが起きています。過去の新聞記事によると、1年間で3500件あまりの眼の異常事例があったそうです。

半分以上が充血や結膜炎などの軽症でしたが、角膜潰瘍などの重症例も少なくないようです。こうした報告からも、コンタクトがリスクをともなう矯正法だということが理解出来ます。

しっかりとしたケアを行なうことや、専門医による定期的な検査が大切です。

メガネってどうなの?

メガネやコンタクトによる矯正

近視や遠視になると、メガネやコンタクトレンズで視力を矯正するのが一般的です。メガネやコンタクトレンズによる矯正は、凸レンズや凹レンズを使って水晶体の調整力を補います。

具体的には次のようにして矯正します。

【近視の矯正】
近視は、水晶体が厚くなりすぎて、網膜の前で結像する状態です。凹レンズのメガネやコンタクトレンズを使って像を網膜まで後退させます。

【遠視の矯正】
遠視は近視とは逆に、水晶体が薄いために、像が網膜の後ろに結んでしまう状態です。凸レンズでこの像を網膜上に前進させます。

【乱視の矯正】
メガネの場合は円柱(シリンダー) レンズを使って乱視の矯正を行います。コンタクトレンズは、ハードコンタクトレンズ(酸素透過性のものも含む)であれば、かなり高い矯正効果が期待できます。乱視は人によって、状態が一人一人違うため、専門医との相談が必要です。

メガネのメリット、デメリット

メガネのいちばんのメリットは、その手軽さにあります。いつでも自由に取り外しができますので、視力の矯正法として圧倒的なシェアを占めています。

しかも最近は、技術の発達にともなって、メガネもかなりの進化を遂げており、フレームやンズもは、大変軽く、薄く、強くなり、装着感が格段に向上しています。

しかし、根本的な部分での不便さは変わっていない事実があります。最近はファッション性の高い製品が豊富に揃ってきてますが、メガネをかけることを好まない方も依然多くいます。

また、スポーツをするうえでも、メガネは相性が悪いものです。

水泳やスキューバダイビング、あるいは格闘技や動きの激しいスポーツはメガネをかけたままではできず、汗を拭うのも容易ではありません。

また、メガネがずれたり落ちたりしないようにつねに気を配っていなければなりません。他には、置き忘れや紛失、破損にも注意が必要です。

メガネを作るうえでの注意点

メガネをかけるとどうしても視野が狭くなります。通常視野は、180〜200度ありますが、メガネをかけると120度くらいに狭まります。

裸眼だと正面を向いていても眼に入るものが、メガネをかけていると、顔を横に向けなくてはなりませんので、車の運転などでは注意が必要です。

また、左右の視力に大きな差がある「不同視」をメガネで矯正しようとすると、左右のレンズの厚みがかなり違ってきます。

そのため、距離感や視野までもが左右で違い、脳の視機能が混乱し、眼精疲労や頭痛の原因になります。

強いの近視や乱視の場合は、メガネだけでは矯正しきれないためにコンタクトレンズを併用しなければならないケースもあります。

メガネを作るときは、メガネ店へ足を運ぶ前に専門医に相談することがおすすめです。

メガネ店では検眼をしてメガネをつくってくれますが、検査する人は専門医ではありませんから、眼の病気を見逃してしまうことがあります。

すぐにメガネ店に駆け込むのではなく、まずは、眼科医でしっかり検査を受けましょう。

視力障害ー乱視 老眼

乱視

ものが二重三重にダブって見えたり、部分的にゆがんで見えたりする状態が乱視です。乱視の原因は、角膜や水晶体のゆがみが原因です。

眼内に入ってきた光が異なった場所で同時に複数の焦点を結ぶことから生じます。角膜や水晶体は経過とともにどうしても微妙なゆがみや凹凸ができてます。

多少のゆがみは問題ありませんが、ゆがみの程度がひどくなってくると、、映像がゆがんだりダブったりしてきます。乱視は、「整乱視」と「不整乱視」 の2つに分けられます。

整乱視は角膜の形がゆがんでいるために起こります。

ゆがんでいる方向によって、「正乱視」「倒乱視」「斜乱視」があり、正乱視は通常ならば円を描くべき角膜が、横方向に長い楕円形に変形したものです。

矯正もそれほどむずかしくありませんが、倒乱視は、矯正しにくい乱視です。斜乱視となると、矯正も困難になります。

不整乱視は、角膜の表面が凹凸になっているために光が乱反射し、映像がゆがんだりダブったりして見える乱視で、外傷性の角膜炎や、角膜潰瘍などの眼の病気により起こります。

老眼

老眼を遠視の一種と勘違いされることがよくありますが、これは誤りです。老眼は文字通り老化現象のひとつで、年を取るにつれて、水晶体の調整力が低下することによって起こります。

そのため、だれでもなる老眼に可能性があります。若いうちは水晶体に弾力性がありますので、眼の調整力は十分に働き、近くのものも遠くのものもはっきり見えます。

しかし、年齢を重ねるにつれて、水晶体の弾力性がなくなり、近くのものを見た場合、毛様体筋が縮んでも水晶体が自分自身の力で厚くなることができなくなります。

その結果、ピントが合わなくなって、近くのものがはっきり見えなくなります。「近視の人は老眼になりにくい」と言われることがありますが、これも誤った認識で、近視の人も老眼になります。

老眼になっても、老眼鏡を使わずに近くを見ることができる人がいますので、このように思われることがよくあるようです。

視力障害ー近視 遠視

近視

近視とは、近くは見えるけれども、遠くが見えづらいという状態をさします。近視の場合、角膜と水晶体を通過した光が網膜の手前に焦点を合わせてしまいます。

その結果、網膜上で不鮮明な像が結ばれることになります。近視は度数が強くなればなるほど、焦点がますます網膜の手前に結ばれてしまい、遠くのものが見えにくくなります。

近視になる原因は2つ考えることが出来ます。ひとつは、眼軸の長さが長くなってしまう軸性近視です。

眼軸とは角膜から網膜までの距離で、通常等25ミリくらいですが、30ミリくらいに伸びてしまうと、焦点は網膜の手前で結ばれることになり、近視になります。

もうひとつの原因は、レンズの役目をしている水晶体の屈折異常によるものです。水晶体は近くのものを見るときには緊張して厚くなり、遠くのものを見るときはゆるんで薄くなります。

しかし、近くのものを長時間凝視するような生活習慣をつづけていると、水晶体は常に緊張して厚くなったままとなり、遠くを見ようとしてもゆるまなくなってしまい、近視の状態になります。

こうした屈折異常で起きる近視を「屈折性近視」 といいます。

遠視

遠視は、近視とは逆で、遠くは見えるけれども近くが見えにくい状態です。遠視には近視と同じく「軸性遠視」と「屈折性遠視」の2種類があります。

「軸性遠視」は眼軸の長さが短すぎるために、網膜よりも後ろに焦点が結ばれてしまう状態です。遠くを見るときは眼軸が短くても焦点が合いますが、近くを見るときには焦点が合いません。

赤ちゃんや幼児が遠視気味なのは、眼球が未発達で限軸が短いからです。

成長とともにしだいに伸びていき、やがて正視になりますが、大人になっても眼軸が十分に伸びないと、軸性遠視になります。

「屈折性遠視」は、角膜や水晶体の屈折率が小さすぎて、網膜の後方に焦点が結ばれてしまう状態を言います。

眼には調整機能があるため、焦点が多少ずれていてもピントを合わせることができますが、つねに調整機能を働かせていなければならないため、眼精疲労や偏頭痛、肩こりといった症状が出て、初めて遠視に気づくというケースもよくあります。

目の仕組み

眼球の中のそれぞれの部位は、次のようなしくみと働きを持っています。

【強膜】
白目のことで、角膜とともに眼球を保護しています。

【結膜】
まぶたの裏側から強膜を覆っている透明で薄い粘膜組織のことで、結膜には眼の維持に欠かせない涙や粘液を出す腺があります。

【角膜】
黒目の表面を覆っている半円状の透明な膜のことで、外からの光は、まずこの角膜で屈折し、続いて水晶体で再度屈折します。角膜は、血管がなく硬いのが特徴です。角膜を構成しているコラーゲンは、再生能力と回復能力がきわめて高く、異物反応が起きにくいという特性を持っています。この特性のため、近視手術が可能となります。

【虹彩】
虹彩はカメラでいう絞りにあたる部分で、、瞳孔の大きさを変化させて眼に入ってくる光の量を調整します。暗いところでは瞳孔を大きくし、明るいところでは小さくして適量の光を取り入れます。

【毛様体】
虹彩のすぐ後ろに続いているのが、毛様体という筋肉で、ここにはチン小帯という水晶体を保持する組織がついています。ここで、水晶体の厚さを調節します。

【房水】
角膜の内側には、虹彩を境にして前房と後房があります。ここを満たしている透明な液体が房水です。房水は、角膜や水晶体に栄養を補給し、一定の圧力によって前房空間を形成しています。この圧力のことを「眼圧」といいます。

【水晶体】
水晶体は、前房の後方に位置し、入ってきた光を屈折させるレンズの働きをします。近くのものを見るときは厚く、遠くのものを見るときは薄くなります。

【硝子体】
硝子体は、眼球の中心部にあり、眼球の形を維持しています。硝子体はおもにコラーゲンでできおり、、瞳孔から入ってきた光を網膜まで到達させる役割を果たしています。

【脈絡膜】
脈絡膜は、眼球の奥の強膜と網膜の間にあます。血管とメラニン色素に富んだ組織で、網膜に酸素と栄養を補給する役割を果たします。

【網膜】
網膜は、脈絡膜の下に、硝子体を覆うようにあり、カメラでいえばフィルムに相当する部分です。外からの光は硝子体を通り、最終的に網膜に到達して像を結びます。

【眼筋】
眼筋には、眼球外の外眼筋と眼球内の内眼筋の2種類があります。外眼筋は眼球の運動を担っていて、内眼筋は虹彩の運動を担っています。

【眼瞼(まぶた)】
まぶたは、眼球を外界の衝撃やホコリ、ゴミから守ってくれます。カメラで言えば、レンズキャップに当たります。また、「まばたき」もまぶたの重要な役目です。まばたきをすることで、眼の表面に涙が供給され、うるおいを保ちます。涙には眼の細胞を維持するための水分や養分、また眼を感染から守ってくれる抗体などが含まれています。

目の働き

視力とは

視力とは、物の形状や存在について認識する眼の能力のことで、ここには、色彩について判別する色覚や、光の強弱を判別する明暗、ものの見える範囲である視野などの能力も含まれます。

そして、視力測定で能力の実際の状況を把握します。視力測定には遠方測定法と近方測定法があり、5メートル先の視力表を用いて検査するのが遠方測定法です。

「ランドルト環」と呼ばれるCの形をしたマークで、直径7.5ミリ、幅1.5ミリ、切れ目が1.5ミリのランドルト環を、5メートル離れた距離から判別できれば、視力1・0ということになります。

その10倍の大きさのランドルト環しか判別できなければ、視力は0.1ということになります。これ以下は、視力表には、認識できる距離まで近づいて視力を決めます。

しかしこの方法は、そのときの体調や眼のコンディションなどに左右されるために、必ずしも正確な視力測定とはいいがたいところがあります。

眼の働き

人間の眼は、眼球と視神経を中心にしてまぶた、結膜、眼筋、涙器といった付属器官によって構成されています。

カメラにたとえると、眼において、カメラのレンズの働きをしているのが角膜と水晶体です。

眼は入ってくるものを光として感知しますが、外からの光は角膜で一度大きく屈折し、さらにその奥にある水晶体で再び屈折します。

水晶体は毛様体という筋肉と、その下についているチン小帯によって支えられており、これが水晶体を厚くしたり薄くしたりして、瞬時に焦点を合わせるオートフォーカス機能を果たしています。カメラの絞りに当たる虹彩は、瞳孔の大きさを調節しています。

明るいところでは瞳孔が小さく絞り込まれますし、逆に暗いところでは瞳孔は大きく広がり、より多くの光を取り入れようとします。そして、硝子体の奥にある網膜がフィルムに当たります。

眼のレンズを通して入ってきた「情報」はこの網膜に映し出され、その情報は神経を通して脳に送られます。その結果、ものの形状や色彩を判別することができることになります。

2006年10月03日

レーシック 近視手術に対するQ&A

Q:近視手術は本当に安全ですか?
現在までに近視手術は、400万人以上の人が受けており、安全性はもちろんのこと、著しい効果があったことも確かめられました。これまでに近視手術で失明や網膜剥離などの重大な問題が起きたという事例は、1例も報告されていませんので、安全な手術として、世界中で広く認知されています。

Q:レーシック(LASIK)で、合併症や副作用の心配は?
盲腸の手術でも、まったく合併症や副作用がないわけではなく、近視手術も同じことが言えます。ただ、重大な合併症が起きる確率は非常に低いと言えます。特に最近では各種器具や、手術方法、技術の進歩によって、手術による合併症はほとんどありません。

Q:視力はどれくらい回復しますか?
視力の回復には個人差がありますが、術前の近視度が軽い人ほど、矯正後の視力はよくなります。視力の回復の目安としては、術前の裸眼視力が0.1程度の軽度近視なら、術後の矯正視力は1.2ほど、術前視力が0.06〜0.08の中等度視力なら0.5〜0.6程度、術前が0.02〜0.04の強度近視なら術後は0.3〜0.5程度に回復が期待できます。個人差がありますので、カウンセリング等でしっかりと相談することが大切です。

Q:レーシック(LASIK)の手術に痛さはありますか?
点眼剤で麻酔をしてから手術を行いますので、ほとんど痛くありません。麻酔が切れてからは多少目に違和感がありますが、通常は目薬などでケアすることで緩和されます。

Q:レーシック(LASIK)で失明することは?
レーシック(LASIK)は角膜の手術で、眼球内部には影響がありませんので一般的に失明する事はありません。エキシマレーザーによる眼球内部への影響が心配されますが、レーザーは角膜に吸収されますで、内部への影響はありません。

Q:レーシック(LASIK)にかかる費用は?
クリニックによって異なりますが、手術費用は両目で25万円〜60万円の間が相場です。キャンペーン価格を設けているクリニックもありますので、よく比較検討することをおすすめです。

Q:乱視でもレーシック(LASIK)の手術は受けれますか?
現在メガネやコンタクトレンズで矯正が行なわれているレベルであれば、まず問題なく手術が行なわれているようです。各クリニックによって手術が実施できる判断レベルが若干異なることがありますので、確認が必要です。

Q:レーシック(LASIK)の手術後、視力はすぐによくなるの?
通常、視力が完全に安定するには半年〜1年くらいかかります。しかし、手術の翌日には、ほとんどの場合で眼鏡やコンタクトレンズが不要なレベルにまで回復します。

Q:老眼にもレーシック(LASIK)は有効ですか?
近視や乱視などの屈折異常と老眼では、原因が異なるためレーシック(LASIK)では治療できません。しかし、老眼の方でも近視や乱視に対しての矯正はできる場合があります。

Q:運動はいつから出来るの?
激しいスポーツや、水泳などは術後1ヶ月以上はひかえる必要があります。スポーツや運動の種類を医師にお問い合わせの上、確認をしましょう。

Q:レーシック(LASIK)はドライアイでも受けられますか?
可能です。ドライアイはコンタクトレンズがつけられないことケースが多くありますので、レーシック(LASIK)は非常におすすめです。しかし、重度のドライアイの場合は、医師に相談の上、決めなければなりません。

Q:手術後にまた近視に戻ることはないですか?
最初の3ヶ月は若干の視力の変動が起こることが考えられます。視力が完全に安定するには半年〜1年くらい必要で、時間の経過と共に視力が下がってしまう方もいます。しかし、これは個人差があり全ての方の視力が低下するわけではないと言えます。

Q:検査だけ受けることは可能ですか?
可能です。術前検査がありますので、まずは、ここで説明を聞くのがおすすめです。どんな手術があるのか、手術を受けることが可能か、向いているのか、などをよく聞きましょう。

Q:入院の必要はありますか?
通常はありません。しばらく休んでから当日帰宅となります。遠方からの場合、近くのホテルで宿泊が必要な場合はあります。

Q:花粉症でも、、レーシック(LASIK)を受けられますか?
可能です。しかし、レーシック(LASIK)手術後1ヶ月は目を強くこすることができません。ですので、できれば花粉の時期を避けて受けることをオススメいたします。

Q:レーシック(LASIK)に健康保険は適用されますか?
適用されません。しかし、生命保険の契約内容によってはカバーされる場合もありますので、ご自身が加入されている保険会社にお問い合わせてみましょう。

Q:レーシック(LASIK)手術後すぐにメイク出来ますか?
可能ですが、アイメイクは、目への危険を避けるためにも術後1週間から2週間の間控える事をお勧めします。

Q:レーシック(LASIK)手術は片目だけでもを受けることができますか?
できます。レーシック(LASIK)は、左右の視力のバランスが悪い方には特におすすめです。

Q:クリニック選びのポイントは?
眼科専門医であること、医師の施術経験が豊富、事前の検査および手術後のアフターケアが万全、実績ある最新の医療機器を使用しているなどがあげられます。

Q:手術後、跡は残りますか?
レーシック(LASIK)では、角膜の表層部にフラップと呼ばれるフタを作ります。そのフラップの跡が、角膜の表層部に残ることがありますが、とても細かく、肉眼では分かりません。

レーザー治療の問題

治療を行う医師の技量や使用するレーザー装置の性能によっては、合併症発生の可能性があります。

現在は機器の性能が向上し、次に述べる合併症はほとんど起こりませんが、可能性がないわけではありません。

●角膜混濁(ヘイズ) 
PRKの後、角膜上皮細胞が不規則に再生し、角膜の透明性の低下が発生します。旧型のレーザー装置を使用した場合、強度近視の治療後、RKの再治療後等に起こることがありますが、発生後3〜6ヶ月で徐々に減少していきます。まずレーシック(LASIK)では起こりませんが、フラップに問題がある場合、砂をまいたような細かな混濁が角膜面に起こることがあります。

●ハロ
夜間明るい光を見た時に、光の周囲がぼやけて霧がかかったように見える状態をいいます。ピークは3ヶ月頃でその後段々と減少します。フラップ作成による回折現象が主な原因のレーシック(LASIK)によるハロは、フラップの固着とともに軽減します。また、レーザーの照射径と瞳孔径の差によって起こった場合は、加齢により瞳孔径が小さくならないと改善されません。

●コントラストの低下 
暗い場所で自覚し、軽度近視の人には問題なく、強度近視の人が変化を感じる場合があります。瞳孔が大きく開く人にハロや夜間性近視が起こることがあります。一般に若い人は、レーザーの照射径よりも瞳孔が開くので、照射されていない周囲から近視の光が入りコントラストを低下させます。そのため、若い人に照射を広げて行うと、より深く削られ薄くなった角膜が、眼圧の影響を受け、視力の日内変動が起こる場合があります。

●治療後性乱視 
レーザー照射の際、眼球がずれた場合に起こります。

●セントラルアイランド 
レーザー照射中、角膜表面から上昇気流が発生し、角膜中心部に照射されずに中心部が残ってしまう状態をいいます。

●スウドケラトコーヌス
レーザー照射数が多すぎて角膜が薄くなりすぎた場合、角膜中央部が眼圧で飛び出し、近視が悪化すると言われていますが、日本での報告例はありません。

●フラップ形成不全
精度の低い一部のマイクロケラトームで発生する場合があります。ヒンジができずフラップが切り離されるフリーフラップ、角膜中央部が抜けてしまうボタンホールフラップ、角膜切除面が波状形になるウオッシュボードエフェクトが考えられます。

●エビセリウムイングロース 
レーシック(LASIK)で最も多く起こる合併症です。フラップを戻す際の洗浄が不充分な場合、コーヒーにクリームを流したような膜状の混濁が起こる場合があります。これはほとんどが角膜周辺に起こり、視力への影響はありません。従来型の機器を使用した場合2パーセント程度の発生率ですが、バンザトーム使用のレーシック(LASIK)では、ほとんどこうした例はありません。

経験豊富な医師がレーシック(LASIK)を行なえば、まず角膜混濁や矯正視力の低下のような合併症は起こりませんが、症例が少ない未熟な医師では色々な合併症が起こる可能性があります。

レーシック(LASIK)による合併症では、角膜内に金属粉と思われる異物が残留していました。この治療を行った医師には、

@治療用手袋をせず、素手で直接角膜フラップ内面を押さえている。
Aレーザー照射後の角膜面洗浄を行っていない。
B屈折治療の経験がまだ浅く、症例も少ない。
C眼科屈折矯正専門の医者ではない。

等の問題が存在しました。角膜面の洗浄が不充分な場合、異物の残留が起こり得るのです。

近視手術前後の注意点

近視手術前の注意点

近視手術は10分程度で終了し、入院も不必要です。特別な準備もいりませんが、手術にあたり、注意すべき事がいくつかあります。

●コンタクトレンズは手術の3日前からはずす
メガネ使用者は大丈夫ですが、コンタクトレンズで角膜に小さな傷がついたり、角膜表面の変形が起こることがあります。近視手術は角膜へ施すため、角膜をなるべく自然に近い状態に戻しておく必要があります。よって手術前3日間はコンタクトレンズ使用をやめ、角膜を休めましょう。

●万全な体調に整える
手術前は健康に気をつけ、体調を万全の状態に整えておきます。どんな手術でもその予後を左右するのが、受けるときの心身の状態です。発熱や風邪で体力が落ちていると、感染症や、術後の回復の遅れの恐れがあります。もし手術前に体調不良や、薬等の服用があれば、必ず事前に担当医師に伝えましょう。場合によっては手術の延期もあるため、手術前には十分な睡眠と、規則正しい生活を心がけましょう。

●全身を清潔に保っておく
手術において、最も気をつけるべきは術後の感染症です。特に角膜は、透明性を保つために免疫力が抑えられており、少しの油断で感染症にかかります。そのため細心の注意を払い、清潔を心がけましょう。手術前日には必ず入浴し、きれいに全身を洗い、洗髪します。手術当日の洗髪は、シャンプー等で目の炎症を起こしやすくなるため避けてください。

●眼の周囲のメイクは手術当日はしない
化粧品の微粒子が術後の眼の中に入り、感染症を起こすおそれがあります。また術後しばらく眼帯をつけるので、眼のまわりの清潔を保つためにも、眼のまわりのお化粧はやめましょう。

●楽な服装をして来院する
できるだけリラックスして手術を受けられるよう、体を締めつけるような下着や服装を避け、楽な服装で来院しましょう。

近視手術後の注意点

術後は、感染症に最も気をつけなければなりません。そのため、日常生活にも少々注意を払う必要がありますが、1週間ほどで普段の生活に戻ることができます。

職種によっては翌日から仕事もできます。

もちろん傷あとが残ったり、眼が腫れるようなことはありませんが、無理をすると回復の遅れにつながるので、次の注意点を守って、しばらくは安静を心がけてください。

●入浴・シャワー・洗髪について
手術当日は入浴・シャワー厳禁、できれば数日間は控えましょう。我慢できない人は、細心の注意で眼に水が入らないようにすれば、手術翌日から入浴可能です。もし眼に水が入った場合は、処方された点眼薬をさし、感染症を予防します。洗髪はドライシャンプーか美容、理髪店でのシャンプーで、店の人にくれぐれもシャンプー剤等が眼に入らないよう、気をつけてもらえれば可能です。

●洗顔について
術後数日間は洗顔はせず、かわりに、眼の周りは避けて、濡らしたタオルやコットンで汚れを拭きましょう。

●化粧について
術後2週間はマスカラやアイシャドー等のアイメイクやパウダリーファンデーションは、眼に入る恐れがあるので控えます。リキッドやクリームタイプのファンデーション、ローションも眼の際には塗らないように注意してください。

●車の運転について
手術直後の運転はなるべく避け、特に夜間は注意しましょう。どうしてもという場合、気をつけてゆっくり運転してください。

●飲酒・喫煙について
アルコールは傷の回復を遅らせるため、手術当日は控えてください。出来ればタバコも控えたほうが良いでしょう。

●スポーツについて
術後しばらくのスポーツは控えて下さい。始められる時期はスポーツの種類によって違いますが、軽いものなら2〜3日後から、激しいスポーツは1か月くらい後から始めたほうがより安全です。個々の運動については、医師と相談しましょう。

●その他の留意点
眼をこすったり汚すことは術後しばらく避けましょう。眼を洗うことや、指定以外の目薬の使用もやめましょう。また、ほこりっぽい所や人込みを避け、パソコンやテレビ画面等を見るのも短時間にして、眼が疲れたらすぐに休ませます。本や新聞を読むこともなるべく控え、遠くの緑や星を眺めるように心がけてください。

カウンセリングと術前検査を受ける

カウンセリング

  近視手術を考え、初めてクリニックを訪れる時には、身構えずに「説明を聞くだけでも」という軽い気持ちで臨みましょう。

まずカウンセリングだけでも受け、近視手術と自分の眼の状態をよく理解することが大切であり、手術への決心はまだ必要ありません。

カウンセリングでは、どんな些細なことでも、理解できないこと、不安に感じていることを遠慮せずに質問しましょう。

医師には、これから行なう手術や医療行為についてきちんとした説明をして、患者さんの同意を得るという大事な義務があります。

手術を受けることが決まる前でも、医師は手術の内容等の質問に誠実に答える義務があり、患者さんは全然遠慮する必要はないのです。

患者さんからの質問に、「まあ、いいから任せなさい」というような態度をとり、説明を避けたがる医師には、治療を受けないほうが無難です。

また、ひと通りの知識を持っている患者さんであっても、医師から直接手術の説明を受けることで、さらに安心できるでしょう。

術前検査

カウンセリングでは、まず患者さんの病歴や眼の状態について聞かれます。アレルギーや糖尿病等の内科疾患、他の病院での治療、薬の処方、常用している薬等を確認します。

その後、短時間で無痛のコンピュータ機器による精密検査を行ないます。

●視力の検査
ランドルト環の視力表で測定する、一般的な検査です。

●屈折力の測定
レフラクトメーターという機器を使い、角膜と水晶体の屈折度を調べます。より正確な視力が測定可能です。

●眼圧の測定
眼の表面に軽く風を当てて測定します。眼圧が異常に高い場合は、緑内障が疑われ、さらに詳しく精密検査を行います。緑内障と診断されると、近視手術を受けることが出来ません。

●細隙灯顕微鏡のよる検査
強い光を眼に当て、結膜、角膜、前房水、水晶体など眼の内部の状態を詳細に調べます。

●角膜曲率半径と角膜厚の測定
オフサルモーターで角膜の湾曲の度合いを、パキメーターで角膜の厚さを測定します。どちらもミクロン単位の数値で測定可能な、高精度の超音波測定器です。特に乱視の場合、角膜の全体像をコンピュータで立体的に把握します。

●角膜の内皮細胞の撮影
角膜の透明性を保つのは、角膜の最も内側にある内皮細胞です。特殊な顕微鏡、スペキュラーマイクロスコープで、その内皮細胞の数と密度を調べます。

●角膜の形状の解析
トポグラフィーと呼ばれる最新の検査で、角膜の湾曲を測ります。角膜の屈折率が即グラフに表され、角膜表面にあるわずかなゆがみ等も解析可能になり、近視手術の精度を格段に高めました。

出来るかぎり正確な眼の現状の把握のため、ていねいな問診と、様々な精密検査が行なわれます。

この結果は手術の適合・不適合の判断材料だけではなく、正確な手術のための重要なデータにもなるのです。

なお、正しい数値を得るために必要ですので、コンタクトレンズ使用者は、検査の3日前から装用を中止し、メガネ等で検査にそなえます。

近視手術受けれない人もいる

残念ながら、カウンセリングと検査の結果「不適合」の方は、近視手術を受けられません。

「不適合」の主な理由は、以下の通りです。

・角膜疾患または異常がみられる場合
・内眼部に緑内障、白内障、網膜剥離などの重度の眼科的異常がある場合
・外眼部に逆さまつげ、結膜炎などの異常がある場合
・内科的な全身疾患、例えば糖尿病、肝炎、膠原病などがある場合
・マイナス1D未満の超軽度近視の場合
・マイナス20D以上の超強度近視の場合
・妊娠中または授乳中である場合

妊娠、授乳中の女性の場合は、治療の際の抗生物質や鎮痛剤の使用を考え手術を控えましょう。

また単なるアレルギーは問題ありませんが、アレルギーによる感染症から角膜や結膜などに異常がみられる場合は不適合と判断されます。

もちろん完治後は手術可能です。超強度近視の場合は不適合となりますが、こうしたケースはきわめてまれで、実際以上に「自分は強度の近視である」と思い込んでいる人が多いものです。

測定してみると、それほどの強度近視ではなく、ほぼ手術が可能です。また、長年のコンタクトレンズ使用者には、自覚症状はなくても角膜にひどい傷がある場合があります。

この時はしばらくコンタクトレンズ装用を中止し、傷の修復を待ちます。これらの検査結果が不適合だった人も、治療し完治すれば手術はできます。

不適合とは、
@手術によって眼に大きな負担がかかる
A近視手術で十分な結果が出せない
ということなのです。

手術を希望する方が不適合では残念ですが、その時に不適合でも、時間がたち、条件が整って適合に変る可能性もあります。

また、不適合の原因が解消可能であれば、適合になる方法を相談することもできます。

レーゼック(LASEK)

レーゼック(LASEK)とは

レーゼック(LASEK)は、米国白内障学会で発表された屈折矯正治療法です。

レーゼック(LASEK)でもレーシック(LASIK)同様フラップを作りますが、細かな違いがあります。

レーシック(LASIK)のフラップは、厚さ160ミクロンで角膜上皮層、ボーマン膜、実質層の3層からなりますが、レーゼック(LASEK)では厚さ50ミクロンで角膜上皮層のみで出来ています。

レーシック(LASIK)という言葉は「角膜実質層で処置をする」ことを表しますが、レーゼック(LASEK)は「角膜上皮層で処置をする」ことを意味しています。

レーゼック(LASEK)では、マイクロケラトームを使わず、角膜に丸いフラップ作成専用器具をのせ深さ50ミクロンの切開痕をつけます。

その痕にそって、フラップをめくる器具で上皮層を周りから徐々にめくり、一部をつなぎ目として残してフラップを作ります。

その後の手順はレーシック(LASIK)と同様で、レーザー照射し、角膜面を十分に洗浄した後でフラップをもとに戻します。

フラップと角膜の間を再び洗浄し、治療用のコンタクトレンズをつけて終了です。入室時間は約15分、実際の治療時間は約10分です。

レーシック(LASIK)との違い

レーゼック(LASEK)は、PRKと比べると、治療後の痛みもほとんどなく、角膜の混濁も起きません。

また、フラップが薄いため、レーシック(LASIK)では治療が難しかった角膜の薄い人にも適用できます。

さらに、角膜上皮層で処置をするので、知覚変化が少ないなどのメリットがあります。

レーシック(LASIK)では、まれに、治療の後に細隙灯顕微鏡で見るとフラップの痕が見つけられることがあります。

しかし、レーゼック(LASEK)の治療の痕は全く判別できないので、パイロット等の視力が必要な特別な試験を受ける方には、非常に適した治療法といえるでしょう。

ただし、レーシック(LASIK)が治療前・治療後ともに痛みがないのに比較すると、レーゼック(LASEK)では治療の後数日間、軽い異物感を覚えます。

また、レーゼック(LASEK)治療は、フラップの作成に多少の時間がかかり、PRKと同じく矯正精度がマイナス6D程度であることから、軽い近視から最強度近視まで幅広く矯正効果があるレーシック(LASIK)治療とは異なるものであるといえます。

レーシック(LASIK)

レーシック(LASIK)とは

最新の近視手術法、レーシック(LASIK)の原形は、RKやPRKの開発より以前から存在しました。

これは、強度の近視の矯正や遠視への対応が可能であったため、世界中で注目されていました。

技術とコスト面の問題から一般へは普及しませんでしたが、その後、レーザーの発達によって、現在のレーシック(LASIK)が可能になりました。

同じくエキシマレーザーを用いるPRKでは、角膜にレーザーを照射して角膜の表面を削るのに対して、レーシック(LASIK)では、角膜表面は残したまま、角膜実質層だけを削ります。

この手術では、まず角膜表面の角膜上皮とボーマン膜をカンナのような機器で薄く削って、一部を角膜に残したままめくります。

このめくった部分は「フラップ」と呼ばれます。その後、角膜実質層をレーザー照射して削り、角膜のレンズのカーブを変えて近視を矯正します。

そして最後に、ふたをするようにめくってあったフラップをもとに戻して終了です。ふたとなるフラップをつくるかどうかという点だけがレーシック(LASIK)とPRKの違いです。

レーシック(LASIK)のメリット、デメリット

レーシック(LASIK)とPRKは、強度の近視や乱視の矯正への対応が可能なことと、コンピュータ制御による手術の安全性と精度の高さを共通の特徴でありメリットとします。

さらにレーシック(LASIK)にはPRKよりも優れた点があります。

レーシック(LASIK)では、角膜表面をそのまま残すため術後の痛みが少なく、視力回復にかかる時間は、ほんの数日、中には手術直後という短さです。

その上、レーザー照射部分にふたをするため、感染症の心配もありません。

エキシマレーザーを用いたレーシック(LASIK)手術は安全性は非常に高いものですが、同時に医学的手術であるため多少のリスクは存在します。

これまで失明したなど大きな事故に至った報告はありませんが、自然に治癒する一時的な合併症や、専門医の治療が必要になるケースは少なからず起きているようです。

ドライアイ、白目の充血、目に異物感を感じる、涙目になる、過矯正や遠視ぎみになる、低矯正や近視が残る、角膜の感染症といった症例が考えれます。

これらの合併症の早期発見、解決のためにも術後の定期健診をしっかり受けましょう。

レーシック(LASIK)の手術

レーシック(LASIK)とPRKとの異なる点は、フラップの作成と内部へのレーザー照射であり、それ以外の手術の流れはPRKとほぼ同じです。

1.患者は手術台に仰向けに横たわります。この時、レーザー機器本体の手術顕微鏡の対物レンズの固定灯に対して、眼球が垂直に上を向くようにします

2.開瞼器を着け、眼と眼の周りを洗浄・消毒します

3.瞳を一時的に小さくする縮瞳剤を点眼します

4.麻酔剤を、手術直前に点眼します

5.あらかじめレーザーを7〜8秒照射します。ここまでの手順はPRKとまったく同じです。

6.マーキングのあとで、マイクロケラトームでフラップを作るために、角膜上皮層、ボーマン膜を薄く削ります。フラップの一部は角膜とつながっており、つながった部分を支点にしてめくります

7.フラップをめくった内部に、約30秒間レーザーの本照射が行なわれます。照射の間、患者は、手術顕微鏡の光源をじっと見つめます。眼標の屈折量を入力すると、レーザー照射のエネルギーや照射数が自動的に算出・設定されるようになっています

8.角膜にふたをするように、めくってあったフラップをもとに戻し、十分に洗浄し、抗生物質、抗炎症剤を点眼します。

レーシック(LASIK)では両眼の手術を同時に行いますが、手術の所要時間は両眼で10分程です。

フラップの切れ目の部分は3〜4日で角膜に生着します。その間、感染症の危険があるので、不用意に手で眼をこすらないように充分な注意が必要です。

いずれの手術でも、手術の後しばらく院内で休んでからの帰宅となります。

PRK

PRKとは

「角膜表層切除手術」と訳されるPRKは、米国コロンビア大学のトロッケル医師とIBMのスリニバサン博士との共同研究で開発されました。

ダイヤモンドメスを使い、角膜の中央に全く触れないRKに対し、PRKではエキシマレーザーを照射し、角膜中心部の表面をサブミクロン単位で薄く削り、角膜のカーブをなだらかにして、近視を矯正していきます。

削られた表面は、1週間ほどで角膜上皮が再生し角膜全体が覆われますが、その間、眼の保護のために治療用コンタクトレンズを装着します。

実際の手術では、レーザーの照射時間は30秒、手術全体の時間も5〜10分程度です。

RKでは限界のあった強度の近視や乱視の矯正も可能にしたPRKですが、デメリットとして、比較的強い術後の痛みがあります。

また、ほかの方法と比べ、視力の安定に多少の時間を要するため、両眼を一緒に手術できません。

手術は一般的に1か月ほどの間隔をあけて行なわれ、1〜2週間で術後視力は回復しますが、完全に安定するには3〜4か月間が必要です。

現在、この手術で視力を取り戻した人は世界中に数十万人存在します。

PRKの手術

PRKだけが、近視手術の中では唯一片眼ずつ行なわれます。視力が安定するまで1か月の間隔が必要ですが、希望により両眼を同時に行うこともあるようです。

1.患者は手術台に仰向けに横たわり、頭部を固定されます。この時、レーザー機器本体の手術顕微鏡の対物レンズの固定灯に対して、眼球が垂直に上を向くようにします

2.開瞼器を着け、眼と眼の周りを洗浄・消毒します

3.瞳を一時的に小さくする縮瞳剤を点眼します

4.麻酔剤を、手術直前に点眼します

5.あらかじめレーザーを7〜8秒照射します、これはレーザーで照射する位置のマーキングのためです

6.角膜上皮をメスで薄くはがします

7.レーザーの本照射が行なわれます。照射の間、患者は対物レンズの固定灯の光源を見つめます。照射時間は8〜20秒で、これは近視の度合いによって違ってきます。眼標の屈折量を入力すると、レーザー照射のエネルギーや照射量が自動的に算出・設定されるようになっていて、非常に精度の高い照射が可能になっています

8.レーザー照射後は十分に洗浄し、抗生物質と抗炎症剤を点眼します

約10分で手術は終了です。術後2〜3日目から削り取られた角膜上皮が回復を始め、約1週間で再生・修復します。

その間医療用のソフトコンタクトレンズで角膜の保護をする必要があります。さらに、不用意に清潔でない手で眼やその周囲をこすると、細菌による感染が起きる恐れがあり、充分な注意が必要です。

RK

RKとは

RKは、長い実績があり、完成度の高い近視手術の術式です。ロシアのフィヨドロフ博士がRK法という近視手術の基本形を開発し、急速に世界中に広まりました。

RKでは、角膜中央の光軸の周りに放射状の浅い切れ込みを入れます。

すると、中央から外側に向かって働く眼圧の作用で角膜が広がり、レンズのカーブがゆるやかになり、光の屈折率が変わって近視が矯正できるという仕組みです。

網膜の手前で焦点が合い、像がぼやけて見える症状が近視ですが、屈折率を変えることで、きちんと網膜に像が結ばれて、ものがはっきりと見えるようになるのです。

角膜は非常に回復能力の高い組織で、術後数時間で切開された部分が埋まり、平常の状態に戻ります。

しかし、切れ込みの傷が修復した時、すでに屈折率が手術前と違っているのです。この切れ込みの数や入れ方は、視力状態、年齢、性別などの条件によって決まってきます。

現在ではコンピューターの発達により、世界中で行なわれているRKの膨大なデータを分析して、これについての極めて正確な予測を立てることが可能になっているのです。

RKの安全性

RKは長い歴史と、何百万人もの視力回復者、そしてその膨大な症例のデータベース化と、安全性の証明が強みです。

副作用や合併症の報告はありますが、失明等の重大な失敗例の報告は、いまだ一例もありません。

アメリカの調査では、RKで0.5以上に裸眼視力が回復した人は、軽度近視で9割以上、中程度で8割、強度近視でも6割以上という結果を報告しています。

さらに、「当初予測していた程の視力回復がなかった」人は、全体の1パーセント程度に過ぎませんでした。

アメリカでは、近視手術は、年間数十万人の人が受けている、何ら特別ではない、近視矯正のごく一般的な方法なのです。

コンタクトレンズによる眼の障害は最近増加しています。

アメリカのコンタクト装用者のうち、1パーセントに角膜障害が発生し、しかも大部分が角膜潰瘍という、決して軽度ではない障害だといわれています。

このことから、多くの眼科医が「RKのほうがコンタクトよりも安全」と断言しているのです。

mini-RK

この様に有効性と安全性が大変高いRKですが、さらに「安心度」の進んだmini-RKと呼ばれる術式が行われています。

基本的なメカニズムは同じですが、mini-RKは、放射状に入れる切開線の数と長さがRKとは異なります。

従来のRKでは、切開線の数は最高12本程度でしたが、mini-RKでは多くても8本で、長さも短くなっています。

切開線が多くなればなる程、眼球の強度が低くなるのではないかという指摘がされていたRKですが、こうした懸念をmini-RKは切開線の数と長さを減らすことでクリアしたのです。

切開線が少なく短いため、mini-RKの視力の矯正度は、RKのの90〜95パーセント程度です。

しかし、ほとんどの軽度から中程度の近視の人ならば、このmini-RKで満足のいく視力を得ることができます。

RK同様、手術の所要時間は両眼で10分程度です。こういう理由から、最近はほとんどのRK手術といわれるものが、mini-RKで実施されるようになっています。

RKの手術

RKの手術では、両眼を同時に行います。RKとmini-RKの違いは、切開する溝の数と長さだけですから、手術の手順は全く同じで、以下のような流れになります。

1.患者は、手術台に仰向けに横たわります。顕微鏡に対して眼球がしっかりと上を向くよう、頭部を固定します

2.開瞼器を着け、眼を開いたままで固定します。この状態のままで、眼と眼の周りを洗浄・消毒します

3.縮瞳剤を点眼します、これは瞳を一時的に小さくするためです

4.麻酔剤を、手術直前に点眼します

5.オプティカルゾーン(角膜中央から直径3〜4ミリの光軸)を特殊インクのマーカーでマーキングします

6.切開する溝の数を近視の程度に応じて設定し、溝のラインをマーキングします。乱視の矯正を同時に行う場合には、さらにTカットのためのマーキングも施します

7.専用の顕微鏡でダイヤモンドメスの刃先を確認し、前もって測定しておいた切り出し寸法(切開の深さ)を設定します

8.切開部周辺の角膜の厚さを、角膜厚測定器で、間違いのないように複数回測ります

9.7〜8ミリの切開ストッパーリングを輪部外周に設けて切開が角膜輪部を越えないようにした後、マーキングしたラインに沿って、オプティカルゾーンのマーキングから放射状に切れ込みを入れていきます

10.切開が終了したら、生理食塩水で傷跡を十分に洗浄し、抗生物質を点眼します

11.開瞼器をはずして、もう片方の眼の手術を同様に行います

手術の所要時間は両眼で10分程度ですが、乱視の矯正を同時に行なう場合、もう少し長くなります。

近視手術って?

近視手術とは

近視手術とは、これまで網膜の前方で焦点が合っていたものを、ダイヤモンドメスやレーザーを用いて角膜の屈折率を変え、視力を根本的に矯正する方法です。

外科手術である近視手術が可能なのは、角膜が非常に強靭で再生・回復能力が早いためです。

この角膜は、内部に向かって5層に分けられ、最も表面にあるのが「上皮層」です。傷つきやすい環境にあるため、旺盛な再生・回復能力を持ち、絶えず新陳代謝を繰り返しています。

次の「ボーマン膜」はたん白質からなる薄い膜で、その役割はまだ解明されていません。3番目の「実質層」は角膜の9割を占め、透明性を保持し、角膜の中心となる層です。

4番目の「デスメ膜」は非常に強靭で薄く、再生能力があり、角膜全体を強固に保ち、深部にダメージを与えないよう防御する役割も果たします。

最も深部にある「内皮層」は、片眼約25億個の高密度の内皮細胞で埋め尽くされ、角膜の組織に酸素や養分を供給する非常に重要な部分です。

一度傷つくと再生出来ないこの細胞は、加齢によって年々減少しますが、何らかの損傷で激減すると眼に深刻な影響が出ます。

近視手術は、これらの角膜組織の強靭さ、再生・回復能力の高さを利用して行われます。

さらに角膜は、免疫力が抑えられていて異物反応が起きにくいという、近視手術に適した特性を持っています。
 

ダイヤモンドメス

近視手術の精度の向上には、コンピューターの発達に加え、ハイテク技術の発達が大きく貢献しています。

例えば、角膜測定機器「トポグラフィー」は、最近のハイテク技術を搭載しており、精度の高い手術をするため必要不可欠なものです。

この機器は、角膜の厚さや形状を非常に正確に把握することを可能にしました。

この他にも種々多様なハイテク医療機器が用いられている近視手術ですが、とりわけダイヤモンドメスは現在のRKに欠くことのできないものです。

切開するといえば、あの金属製のメスを思い浮かべるかもしれませんが、ダイヤモンドメスはそれとは全く別ものです。

ダイヤモンドメスは刃先の調節がミクロン(1ミクロンは、1ミリの1000分の1)単位で可能です。

中心部は0.5ミリ、一番厚い周辺部でも1ミリにも満たない角膜に、微妙な深さで溝を入れるため、角膜の切開は非常に繊細さの求められる作業です。

しかしダイヤモンドメスの開発によって、この非常に精度の高い手術が可能になりました。

医師の技術力を要する

このような高度なハイテク技術や膨大なデータベースが、現在の近視手術の安全性を支えています。

しかし、医師の技術力と経験が最終的な手術の善し悪しを決定するのは言うまでもありません。

いくらコンピュータ制御で行なえるようになったといっても、近視手術は外科手術であり、非常に繊細さを要求される手作業であることに変りはありません。

当然、医師の腕や技量に左右されるところが大きいのです。皆さんは、執刀する医師がどれだけ経験を積み、高い技術力を持っているのかを見極めなければなりません。

とは言っても、1、2回の面接だけでそれを判断するのは困難でしょう。判断の目安のひとつとしては、色々な種類の近視手術を手がけているかどうかがあげられます。

さらに、カウンセリングの席でなるべく色々な質問をしてみるのもいいでしょう。経験のある医師であれば、必ず誠意ある態度であなたの質問に応えてくれるはずです。

いずれにしても、注意深く、慎重に病院と医師を選ばなければなりません。

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アンデスのちから。当店ではJAS有機認定マカを取り扱っております。妊娠したい女性や精力をつけたい男女にオススメのオーガニック・マカです。

健康食品の健康本舗
選りすぐりの健康食品を何処よりも安くお届けします

アガリクスとメシマコブ&フコイダン専門店
高濃度アガリクスエキスやメシマコブ菌糸体&フコイダン、イムノアシストD-12、深海鮫肝油エキス等を取り扱う健康食品専門店です。

健康食品/健康器具/サプリメント【健康万歳!】
健康万歳ではスタッフ独自の比較、評価やモニターが実際に利用してどうだったのか、をお伝えし、本当に健康に役立つ【健康食品・健康器具・サプリメント】を調査し、ご紹介していきます。

健康食品&グッズの「わくわく夢工房」
生活習慣に不安がある方、生活環境の変化が気になる方にお勧めの健康食品とグッズの店です。

フットケアグッズ.COM
外反母趾など足の悩みを解決するグッズや足をいたわるグッズを取り揃えています。

JAS有機認定「マカ専門店」
アンデスのちから。当店ではJAS有機認定マカを取り扱っております。妊娠したい女性や精力をつけたい男女にオススメのオーガニック・マカです。

ダイエットショップKIREI×2
きれいに素敵にスリムな生活とあなたの笑顔を応援するダイエット通販サイトです。

サプマートUSA
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美容・化粧品、健康食品、ダイエットのIKCショップ
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知っておきたいギャバの基礎知識
発芽玄米人気で注目される「ギャバ」は、イライラを鎮めたり、脳細胞の代謝を促進してくれる、優れた成分です。私たちの健康な生活をサポートする「ギャバ」について、詳しくレポートします。

健康バンザイ
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健康食品・健康の知識紹介 健康が一番!
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気功は勿論,あらゆる療法に優る天啓気療
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ダイエット 健康食品のきらり健康堂
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ダイエット用語の基礎知識
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SOS婦人病・女性の健康解決辞典
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口臭・体臭ケアのポイント
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岩盤浴好きのための岩盤浴名鑑
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